漢字Talk7時代からQuarkXPressを使用してきたので、InDesignに移行してからも、なんだか愛着があります。
久しぶりのメジャーアップデートとうこともあり、思い切ってアップグレードしてみました。
QuarkXPress 6のときもそうでしたが、インストール方法が少々不親切かもしれません。
実際に、QuarkXPress 8をインストールした手順を記録してみました。
届いたパッケージ。凝ってますね。トムソンとかに結構かかっていそうな感じ。
6.1の時は、紙ジャケしかみていないので、QuarkXPress3.3以来の感動です。
なんとなく気合い入ってる感が伝わります。
開けてみると、中身はシンプル。マニュアル類も一切入っていません。
DVDのスリーブと、サイト誘導へのマルチリンガルの印刷物。
DVDをセットして、インストーラを開きます。
プログラムアイコンは、そんなに派手でもありませんが地味でもありません。
いつもの画面もグリーンですね。
きちんと読まないといけないんでしょうが、熟読したことは一度たりともありません。
バリデーションコードは、以前のものが使えるのかと勘違いして入力してみたら「違います」と叱られてしまいました。ここで、バリデーションコードを取得します。
http://japan.quark.com/products/xpress6/xp6_valcode.html
QuarkXPress 8のシリアル番号と、旧のQuarkXPressのシリアル番号を入力します。
すぐにバリデーションコードが発行されます。
1行目に表示されているのがQuarkXPress 8のシリアル番号。
次の行がバリデーションコード。これをクリップボードにコピーしておきます。
念のためプリントアウトもしておきましょう。ズボラするならWEBページとして保存、またはHTMLソースを保存しておきます。
クリップボードにコピーしておいたバリデーションコードをペーストします。
一気に流れ込むので楽です。
ユーザ登録もここで済ませます。キャンセルはできないでしょう、たぶん。
性と名、会社名まで入れなと「続ける」がアクティブになりません。個人で使っておられる方は、何か入れてください。
インストールは比較的早いです。マシン環境にも依存するはすですが…。
完了しました。
早速起動してみます。
スプラッシュスクリーン。Universalのロゴが嬉しいですね。
レジストレーションマークも奥から飛び出してきています(念のためですが動きません)。
スクリーンを取り忘れたんですが、起動直前に製品のアクティブ化(アクティベーション)を促されます。
確か、
・インターネットを使用してアクティブ化
・電話、FAXを使用してアクティブ化
・(なんだか忘れました)
・30日のデモとして使用する
といったような選択肢があったと思います。
一番手っ取り早い「インターネットを使用して」アクティブ化しました。
これもそれほど時間はかかりません。
起動したら、Adobeみたいなパネルが出現します。
まずは、一番気になる「OpenType機能」。
以前の日本語バージョンまでは「OpenType機能」のサポートはありませんでした。文字詰めするにも、イージーコンポなどのXTentionsが必要で、単体では決して使いやすいといえるものでなかったのは確かです。
英語版のQuarkXPress 7 には「OpenType」というタブ(?)は表示されていたと思いますが、2バイト文字オプションはありませんでしたので検証できませんでした。
QuarkXPress 8はどうでしょう。
早速実験してみました。
ひとまず文字を貼り込んで、ベタ組み。
普通です。
プロポーショナル幅を適用してみました。
カナなどは詰まっていますが、句読点はベタ送りです。
プロポーショナル代替メトリクスの場合。
カナも句読点も詰まっています。
イージーコンポほど繊細な詰めはできないとしても、あとはカーニングなどでの調整もできそうな気がします。
今日のところはこれぐらいで。