久しぶりにQuark3.3Jのデータを扱うことに…
データ環境は Quark3.3J + OCFフォント + Biblos外字セットという、ちょっと前まで出版業界では一般的な環境だったのですが、今となっては…。
まず、いくつかの手段を考えました。
- 当時の環境を再現してPS書き出し→PDF化
- すべてをEPSファイルでページ保存して再度貼り込み
- Quark8で開いてOCFフォントをOpenTypeに置換してPDF化
- InDesignで開き直して修正しつつPDF化
1)の手段が一番確実ですが、PDF化するときにBiblos外字がエンベッドされません。2)は書き出したEPSファイルにはフォントがエンベッドされていませんので出力環境を選びます。3)、4)は完了した印刷物を再度校正する必要が出てくる、ということで、最終的に1)の方法を取ることにしました。
数年来蓄積されたデータを総合版として再版する仕事なので、制作環境を再生する確実な手段を選びました。 Continue reading