Windows は VMWareFusion で使っています

先日VMWareFusion 2.0.5 (173382) にアップグレードしました

OSはすでに10.5.7にアップグレードしていたのですが、こんな問題が起こっているとは…。

Mac OS X 10.5.7にアップグレードしたATIグラフィックスカード搭載Macで仮想環境ソフト「VMware Fusion」を使用すると、仮想マシンの3Dアクセラレーション機能で問題が生じる。米VMwareが5月13日 (現地時間)、Team Fusionブログを通じて報告した。
マイコミジャーナル http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/15/006/index.html

アップグレードして、1回目の起動。なんだかメッセージが表示されている。(スクリーンショットは撮ってませんw)
上記のように10.5.7のATIドライバを使用すると、3Dアクセラレーションに不具合が出るらしい。
3Dは使ってないんですが、なんとなく気持ち悪いので10.5.6のドライバと入れ替えることに。

ファイルの先頭に「ATI」とつくファイル(kext)

たぶんそれが該当ファイルだと思うので、ピックアップしてみました。


/System/Library/Extensions/ATINDRV.kext
/System/Library/Extensions/ATIRadeon.kext
/System/Library/Extensions/ATIRadeon8500.kext
/System/Library/Extensions/ATIRadeon8500DVDDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeon8500GA.plugin
/System/Library/Extensions/ATIRadeon8500GLDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeon8500VADriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeon9700.kext
/System/Library/Extensions/ATIRadeon9700DVDDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeon9700GA.plugin
/System/Library/Extensions/ATIRadeon9700GLDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeon9700VADriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeonDVDDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeonGA.plugin
/System/Library/Extensions/ATIRadeonGLDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX1000.kext
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX1000GA.plugin
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX1000GLDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX1000VADriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX2000.kext
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX2000GA.plugin
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX2000GLDriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRadeonX2000VADriver.bundle
/System/Library/Extensions/ATIRNDRV.kext

ちなみに10.5.6ドライバのバージョンは「1.5.36.25 0」

10.5.6ドライバのバージョンは「1.5.36.25 0」

10.5.7ドライバのバージョンは「1.5.44.13 0」でした。

10.5.7ドライバのバージョンは「1.5.44.13 0」

手順としては……

  1. 残しておいた10.5.6バックアップHDDから同じファイルピックアップ
  2. 念のため10.5.7のkextは「.1057」という拡張子をつけて残しておく
  3. 10.5.6のドライバを一気にコピー
  4. アクセス権の修復を行う

を24ファイル、コツコツやってもいいんですが、ここはゴニョゴニョで鍛えたシェルスクリプトで一気に処理(笑)

#!/bin/sh
mv /System/Library/Extensions/ATINDRV.kext  /System/Library/Extensions/ATINDRV.kext.1057
………上記の24ファイルを羅列………
cp -R /Volumes/backup1056/System/Library/Extensions/ATINDRV.kext
/System/Library/Extensions/ATINDRV.kext
………上記の24ファイルを羅列………
chown -R root:wheel /System/Library/Extensions/ATINDRV.kext
………上記の24ファイルを羅列………
chmod 755 /System/Library/Extensions/ATINDRV.kext
………上記の24ファイルを羅列………

こんな感じで「ATI1056.sh」みたいな名前を付けて、デスクトップに保存しました。
あとは、ターミナルで「su」したあとパスワードを入れて先ほどのシェルスクリプトを実行します。

$ sh /Users/[ユーザ名]/Desktop/ATI1056.sh

一瞬で終わります。一瞬で終わるので、失敗したら一瞬で環境が崩れ去ります。
上記の文章や、言ってることが理解できない場合はお勧めしません。お試しされる場合、あくまでも自己責任でお願いしますね。

とはいえ、例の警告はまったく表示されなくなりました。
現在のところ、特に問題なく使用できています。

まぁしかし、10.5.7 は iPhoneOS3.0 にあわせて、やっつけで作った感満載な気がするのは自分だけかなぁ。
Bluetoothも正常動作してないですし………。これも10.5.6のファイルに差し替えてます(笑)。