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さようなら、ML9500PS-F。

2003年以来、ずっとメインで使用してきたOKI MicroLine 9500PS-F。
本日午後4時。長期激務から解放されました。
カウンタは6万ぐらいですし、筐体もさほど汚れていません。CとMとYのドラムは交換が必要ですが、他は警告が出ない程度に使用できるレベル。ついでにYドラムが新品のストックが(笑)でも保守に加入していないので、修理に来ていただく手間賃で新しいプリンタが買えると判断したので、延命しないことに決めました。(リース品ですが、アレな人があれば連絡を……)
導入当初はまだ Mac OS 9 全盛期。QuarkXPress 3.3 +New CIDフォントがメインだったため、プリンタフォントが必須でした。
いやいや、随分とつぎ込んだものです。おかげで、いい仕事がたくさんできました。
しかし時は経ち、PostScriptプリンタが必須でなくなってきたのも事実。

Adobe系のアプリは簡易展開してQuickDraw(懐かしい…)プリンタにデータを投げてくれますし、非対応だとしても、基本PostScriptな OS X は「プレビューでPDFを開く」を選べば結果的に同じですよね。
もしくはPDFでエクスポートすれば何ら問題はありません。

あぁ、昔のあの苦労は何だったんだろう。
いい時代になったもんです。

OKI MicroLine 9500PS-F

今さらながらbiblos外字のPDFエンベッド

久しぶりにQuark3.3Jのデータを扱うことに…

データ環境は Quark3.3J + OCFフォント + Biblos外字セットという、ちょっと前まで出版業界では一般的な環境だったのですが、今となっては…。

まず、いくつかの手段を考えました。

  1. 当時の環境を再現してPS書き出し→PDF化
  2. すべてをEPSファイルでページ保存して再度貼り込み
  3. Quark8で開いてOCFフォントをOpenTypeに置換してPDF化
  4. InDesignで開き直して修正しつつPDF化

1)の手段が一番確実ですが、PDF化するときにBiblos外字がエンベッドされません。2)は書き出したEPSファイルにはフォントがエンベッドされていませんので出力環境を選びます。3)、4)は完了した印刷物を再度校正する必要が出てくる、ということで、最終的に1)の方法を取ることにしました。

数年来蓄積されたデータを総合版として再版する仕事なので、制作環境を再生する確実な手段を選びました。 Continue reading

Quark XPress 8 来ました。

漢字Talk7時代からQuarkXPressを使用してきたので、InDesignに移行してからも、なんだか愛着があります。
久しぶりのメジャーアップデートとうこともあり、思い切ってアップグレードしてみました。

QuarkXPress 8 DVD

QuarkXPress 6のときもそうでしたが、インストール方法が少々不親切かもしれません。 Continue reading

QuarkXPress6.5導入

いまならBase&BoxとルビマネージャのXTentionが無償提供されています。
いろいろやってみました。
ルビマネージャ、びっくり。自動ルビ機能があって、勝手にルビ付けしてくれます。
これなら総ルビも楽になりそうですね。